金属加工が目指した美しさと
その先にある豊かな時間

村中金属は1978年創業以来、金型設計製作・板金部品製造業として事業展開してきました。
現在も小ロット多品種に特化し、金型設計～製品まで一貫生産しております。
従来の全ての形状が、機能とコストによって縛られていた製品生産から脱却し、
洗練された美しさと現代アート的な無駄によって構成されたプロダクトを想像しながら制作を開始し、
そのブランドをsightと名付けました。
sightのプロダクトと共にある、豊かな時間を想像してこれからも続けていこうと思います。

創造

創りたいものを想像しスケッチする。そして製作方法を考える。
今までの知識で達成できなければ、試したことが無い技術を模索し試してみる。
そんな試行錯誤の先に理想のプロダクトが出来上がる。
その土台には、多くのアートと過ごした時間と工場で多くの製品と向き合った時間、
一見混ざりあわないような2つの時間が混在してひとつのプロダクトとしてアウトプットされる。

設計

金型設計で0.01㎜を追求し、製品製作で0.1㎜を追求する。
応力、熱変形、膜厚、様々なことを考慮しひとつの部品を完成させるために工程を設計し生産する。
失敗も成功もそれがデータとなって蓄積し、技術と呼ばれるものになっていく。
その技術がプロダクトのディティールを構成していく。

基本

時流には乗らずひたすらプロダクトと向き合い言葉にできない何かを追及していく。
美を上位概念に置きプロダクトは生み出される。
そのために機能的な犠牲を払ってもデザインが優先される。
「sightのプロダクトは美しい」
その想いと共に生み出されたプロダクトであることを基本とする。